50代から人生が軽くなった小さな習慣

人生整理

50代になってから
人生を軽くしたいと思うことが増えました。

もっと頑張りたい、ではなくて。
もっと足したい、でもなくて。

もう少し穏やかに過ごしたい。
もう少し気持ちを静かに整えたい。
もう少し、自分にやさしい毎日でいたい。

そんなふうに思うようになりました。

若いころは
足していくことが前に進むことのように感じていました。

経験を増やす。
役割を増やす。
人とのつながりを増やす。
頑張りも、我慢も、やることも増やしていく。

そのほうがちゃんとしている気がしたし
そのほうが安心したような気持ちになっていたのかもしれません。

でも、50代になってからは
同じやり方が少しずつ苦しくなってきました。

予定が詰まりすぎていると疲れる。
人に合わせすぎるとしんどい。
ちゃんとしようとしすぎると、心が置いていかれる。
無理をすると、あとから体にも違和感が残る。

そうやって少しずつ
「増やす」より「軽くする」ことの大切さを感じるようになりました。

人生が軽くなるのは
何か特別なことが起きたからではありませんでした。

大きな出来事があったからでも
急に強くなれたからでもありません。

ほんの小さな習慣が
少しずつ毎日の空気を変えていったのだと思います。

今日は
50代になってから私の人生が少し軽くなった
そんな小さな習慣について書いてみたいと思います。

1.朝いちばんに、自分を置いていかない

朝は、気をつけないとすぐに
やるべきことや家族の誰かのことに意識が向かってしまいます。

家のこと。
今日の予定。
連絡しなきゃいけないこと。
片づけること。
考えること。

頭の中が一気に動き始めて
気づいたら、自分の気持ちは置いたまま朝が進んでいく。

以前は、それが当たり前でした。

でも今は
朝いちばんに少しだけ自分に戻る時間を持つようにしています。

私にとってそれは、白湯を飲む時間です。

自分のためにお湯を沸かして
湯気のやさしさを感じながら
カップを包む手のぬくもりにほっとする。

その数分があるだけで
朝の空気が少し変わります。

今日もまた慌ただしく始まるではなくて
今日もまず自分を感じてから始めようと思える。

それだけで、一日の重さが少し違う気がするのです。

2.食べるものを、雑にしない

忙しいと
自分の食事は後回しになりやすいものです。

家族のことを優先して
自分は何でもいいで済ませる。
お腹が満たされればそれでいいことにする。
疲れている日は、選ぶことすら面倒になる。

私もずっと、そういうところがありました。

でも、食べるものを雑に扱うことは
どこかで自分自身を雑に扱うことにもつながっていた気がします。

だから今は
何でもいい、で済ませないようにしています。

今日は何を食べたいかな。
体は何をよろこぶかな。
温かいものがいいかな。
やさしい味のものがいいかな。

そんなふうに少し立ち止まって考えるだけで
食事が“ただ済ませるもの”ではなくなっていきます。

派手なことではありません。
でも、自分の体をちゃんと扱うことは
人生を軽くしていく土台になる気がしています。

3.疲れる人間関係を、頑張って続けない

50代になると
人との付き合い方も少しずつ変わってきます。

若いころは
多少無理をしてでも合わせることができたことが
だんだんしんどくなってくる。

会ったあとにぐったりする人。
いつもこちらばかり気を使う関係。
何気ないやり取りなのに、なぜか疲れる相手。

そういうものが、前よりはっきり体に残るようになります。

以前の私は
人付き合いは頑張るものだと思っていたところがありました。

合わせる。
気を配る。
相手を優先する。
そのほうがうまくいく気がしていたからです。

でも今は
頑張って続けることが正解とは思わなくなりました。

全部切る必要はない。
でも、距離を整えることはできる。

すぐに返事をしない。
会う頻度を少し減らす。
無理に合わせない。
「また今度ね」と言う。

それだけでも、人間関係の重さは少し変わります。

人生が軽くなるというのは
人を大切にしないことではなくて
自分まで疲れきってしまう付き合い方を見直すこと
なのかもしれません。

4.ひとり時間を、ちゃんと取る

ひとりの時間は
ただ空いている時間ではないと思っています。

それは
自分の感覚を取り戻す時間です。

今まで誰かのために使ってきた時間が長い人ほど
ひとり時間を持つことに
少し罪悪感のようなものを感じることがあります。

何かしていないと落ち着かない。
休んでいるだけで、少し悪いような気がする。
誰かの役に立っていない時間が
居心地悪いように思えてしまう。

でも私は
50代からの人生には
ひとり時間がとても大事だと思っています。

散歩をする。
本を読む。
カフェでお茶を飲む。
車で少し遠くまで行ってみる。
景色のきれいな場所を歩く。
旅のことを考える。
おいしいものをゆっくり味わう。

自分の気持ちが穏やかになる。

そういう時間は
ただ楽しいだけではなく
自分を少しずつ取り戻していく時間でもあるのだと思います。

誰かのためだけじゃない時間を持てるようになると
人生は少しずつ軽くなります。

5.予定を詰めすぎない

以前の私は
予定が空いていると少し落ち着かないところがありました。

何かしていたほうがいい気がする。
空いている時間があると
もったいないような気がする。
埋まっているほうが、ちゃんとしている気がする。

そんな感覚がありました。

でも、予定を詰めすぎると
気持ちもキャパオーバーになりやすくなります。

やることをこなすだけで一日が終わる。
移動して、会って、気を使って、帰ってきて、疲れる。
また次の日もその続き。

そうやって過ごしていると
人生が少しずつ重くなっていきます。

今は、余白のある予定を大事にしています。

あえて何も入れない日を作る。
予定の間を詰めすぎない。
ひとつ終わったあと、少し休めるようにしておく。

余白があると
心のざわざわが少し落ち着く気がします。

人生を軽くするのは
たくさん予定があることではなく
自分が呼吸できる余白があること
なのかもしれません。

6.自分にどんな感情を味わせたいかを考える

これが、今の私にとっていちばん大きい習慣かもしれません。

何かを選ぶとき
以前は正しいかどうかを先に考えていました。

間違っていないか。
ちゃんとしているか。
人にどう思われるか。
迷惑をかけないか。

そうやって選んできたものの中には
もちろん必要なものもたくさんありました。

でも、その一方で
どこか心がざわざわする選び方も多かったように思います。

だから今は
別の問いを自分に向けるようになりました。

私は、この選び方で自分にどんな感情を味わせることになるだろう。

安心するだろうか。
穏やかでいられるだろうか。
少し軽くなるだろうか。
それとも、また我慢をさせることになるだろうか。

この問いを持つようになってから
毎日の選び方が少しずつ変わってきました。

何を増やすかより、何を減らすか。
何を我慢するかより、何を心地よく感じたいか。

そう考えるようになると
人生は少しずつ軽くなっていきます。

まとめ|50代からの人生は、小さな習慣で軽くなっていく

50代から人生が軽くなるのは
大きなことを成し遂げたときだけではないのだと思います。

朝の始まり方が少し変わる。
食べるものを少し大事にする。
疲れる関係を少し見直す。
ひとり時間をちゃんと持つ。
予定を詰めすぎない。
自分にどんな感情を味わせたいかを考える。

そんな小さな習慣の積み重ねで、
毎日の重さは少しずつ変わっていきます。

人生を軽くするというのは
何もかも捨てることではありません。

我慢や無理や詰め込みすぎを少し減らして
自分にとって心地よいものを増やしていくこと。

50代からの人生は
ここからまた整え直すことができる。
もっと自由に
もっと穏やかに
もっと自分らしく
軽やかにしていける。

私は、そう思っています。

なるみ

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